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DigitalIllustration NFTart NFTartist OpenSeaartist Uncle Bear Tom キャラクターデザイン

OpenSeaNFT/UncleBearCorrection!

OpenSeaで公開しているコレクションの内、一押しのアンクルベアシリーズの売り出しを敢行!爆安でやってます!!

https://opensea.io/collection/unclebeartom
↑コレクションのURLです。画像にもリンクあり(^^)

 ETHで0.001っていうのは、およそで3$前後、日本円で300¥前後なんですかね?
 他にもありますがまた新しい仲間や別ポーズやシチュエーションを加える予定です。めでたく売れたらまた別のパターンを加えてもいいんですかね(^^)
 ちなみにカラー版よりも元となる線画のほうが高かったりするんですが、これは個人的なこだわりみたいなものがあるからで。

カラー版もリリースする予定です(^o^)

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DigitalIllustration Lumania War Record NFTart NFTartist Novel オリジナルノベル OpenSeaartist SF小説 ファンタジーノベル ルマニア戦記 ワードプレス 寄せキャラ

ルマニア戦記/Lumania War Record #012

#012

NFTアートはじめました!!

OpenSeaで昨今はやりのNFTのコレクションを公開、こちらのノベルの挿絵などをメインにアートコレクションとして売り出していきます! NFTアートと併せてノベルの認知向上を目指していきます(^^) 世界に発信、まだ見ぬ需要を掘り起こせ!!

 Part1

 公海上の上空を最大戦速で駆け抜けた大型の巡洋艦は、やがてその速度を落として目標のXゾーン、戦況が混乱した戦闘海域もこの最深部へと突入する。

 試験運用も兼ねた主力エンジンの回転出力を落とすと艦内にやかましく響き渡ったうなりと振動も一段落する。

 これにより無機質な電子音が鳴り響くブリッジにオペレーターの声が響くのが頭上のスピーカー越しにもそれと聞き取れる。

 みずからのアーマーのコクピットのパイロットシートに腰を据える大柄なクマ族のパイロットは目を閉じたまま耳を澄ました。

「本艦、ただいまより当該の戦闘空域に突入! 全方位索敵、高度500、エンジン出力50に低下、安定状態、周囲の状況にこれと目立った変化は見当たりません!」

「…うむ。高度そのまま、全艦第一次戦闘待機から完全臨戦状態に移行。取り舵20、微速前進、周囲の警戒を怠るな!」

「了解! 全艦に通達、本艦はただいまより戦闘状態に突入、各自の持ち場にて任務の遂行をされたし。繰り返す、本艦は戦闘モードに突入、各自、周囲の警戒を厳にせよ!!」

「全艦フル・モード! 艦長、メインデッキ、アーマー部隊、第一、第二、いずれも発進準備OKです!」

 すっかりと聞きなじんだ声の中に、会話の最後のあたりではじめて耳にするようなものが混じったが、新しく艦に乗艦した副官の犬族のものだと察するクマ族の隊長だ。

※LumniaWarRecord #012 illustration No.1 ※ OpenSeaのコレクション「LumniaWarReccord」にてNFT化。ちなみにポリゴンのブロックチェーンです(^^) イラストは随時に更新されます。

「はは、こんな声してたんだ。なんかまだ堅い感じだけど、さては緊張してるのかな? 見た目まだ若い士官さんだったもんね。それじゃこっちもまだ若い新人のパイロットくんたちは、やっぱり緊張してたりするのかな?」

 目を閉じたままに離れた別のメインデッキで待機している新人の部下たちに聞いてみる隊長だ。

 いきなりの振りにこれとはっきりした返事はなかったが、ごくりと息を飲むような気配が伝わってそれと了解する。

 余計な軽口はプレッシャーになるだけだろう。
 実戦を前に自分のことでおよそ手一杯なのだから。

 それでいいやと納得していると、頭上のスピーカーから重々しげな声が届いてくる。

「皆、聞いているな? こちらは艦長のンクスだ。第一小隊、ベアランド少尉、用意はいいか? 先行する君たちの部隊に今回の戦闘はすべて任せることになる。アーマーがまだ手薄な都合、第二小隊は艦の護衛に残しておかねばなるまいからな」

 ベテラン軍人の不景気な声色にこちらはしたり顔してうなずくクマ族だ。肩を揺らしてハッハと笑った。

「あはは! 了解。ぼくらやってることはイタチごっこかモグラたたきみたいなもんだもんね? 終わりが見えない持久戦じゃ戦力しぼっていくしかありゃしないよ。第二小隊のシーサーが我慢できたらの話だけど♡ そっか、あっちも隊員が補充されたんだっけ? まだ見てないんだけどなあ…」

 ちょっと太い首を傾げて考え込むのに、また頭上から別の声が早口にまくし立ててくる。
 これに閉じていた両目を開けてはっきりと返す隊長だ。

「ああ、少尉どの! 第三デッキの発射口、もとい、発進ゲートをオープンにします。外から丸見えになっちまうからいざって時のために注意しておいてくださいよ! あとそちらの発進シークエンスは特殊過ぎるので、後はデッキの若い班長どのに引き継ぎます! よろしいですか?」

「ん、了解! ドンと来いだよ♡ それじゃ、アイ ハブ コントロール! 新型機のお二人さんも行けるよね?」

 また左右のメインデッキ、第一と第二のカタパルトでアーマーを発進待機させている犬族たちに問いかけた。
 すると今度はどちらもしっかりとした返事が返ってくる。

「りょ、りょーかいっ!!」

「いつでも行けます! 少尉どのがぶっ飛んだらこの後に着いて行けばいいんですよね? こんなしっかりしたカタパルトははじめてだからドキドキしてますよ!!」

「ハハ! じゃあ発進のタイミングはこっちに合わせておくれよ、あとこっちのドライバーは不発もあり得るから、いざとなったら冷静に各自で判断すること! もたもたしてたら敵が来ちゃうから、先行して制空権を確保することは大事だよ?」

「了解!」

Lumania War Record #012 novel’s illustration No.2
OpenSeaのコレクション「LumaniaWarRecord」でNFT化。
こちらは通常のイーサリアム・ブロックチェーンです。
ノベルの挿絵と同時に更新していきます
。 


 新人でもこのあたりは心得ているらしい歯切れのいい返答に満足してうなずくと、耳元のあたりでまた別の若い青年の声がする。発進作業をブリッジから引き継いだクマ族のメカニックマンのものだった。

「ベアランド少尉、発進引き継ぎました! リドルですっ」

 正面のモニターに四角いワイプが浮き出て、そこに見慣れた若い細身のクマ族の顔が映し出される。
 デッキの管制塔の映像だとわかった。
 本来はブリッジの仕事をメカニックが兼任しているのだが、ちっょとしたひとだかりができているのが見てとれた。
 すぐ背後から物珍しげにでかいふとっちょのクマ族のベテランメカニックまでのぞいているのに苦笑いが出る。

「ふふっ、そんな見世物じゃないんだからさ…!」

 こちらは真顔で物々しげな物言いのメカニックが畳がけるようにまくし立てた。

「アーマーとのマッチング完了、マスドライブシステム、目標と照準を設定、コースクリア! オールグリーン、いつでも行けます!! そちらも体勢はそのままでフロートフライトシステムをプラマイゼロに、発射時のショックに備えてください! タイミングはそちらに任せますが、本格的な運用は今回がはじめてなので、出力はこちらで調整、最大時の半分の50でいきます!!」

「了解っ、てか、電磁メガバースト式のマスドライバーでアーマーをかっ飛ばすなんてぼくらがはじめてなのかね? 砲弾やミサイルだったら聞いたことあるけど! でもどうせだったら100でやってごらんよ、遠慮はいらないから?」

 軽口みたいなことを半ば本気で言ってやるに、如実にワイプの中のひとだかりにざわめきが走った。
 若い班長の顔が見る間に青ざめていく。

Lumania War Record #012 novel’s illustration No.3
OpenSeaのコレクション「LumaniaWarRecord」でNFT化。
ノベルの挿絵と同時に更新していきます
。 


「そ、そんな! 無茶言わないでください!!」

「自殺行為だろう…!」

 悲鳴を上げるリドルのそれに、画面に映らないところからベテランの艦長の声がまじる。

 座席の右側のスピーカーからもおそるおそるにした声が聞こえてきた。

「てか、そんなやっかいなやり方で出撃する必要あるんですか? 無理せず自力で飛び立ったほうがいいような?? マスドライバーって、響きからして危ない気がするんですけど」

「お、おれ、絶対に無理! 衝撃で機体ごとぺちゃんこになっちゃうもん…」

 左右からするおののいた声に苦笑いがますます濃くなる隊長だ。

「大丈夫だよ! そんなに華奢にはできてないさ、このぼくもこのランタンも! あいにくとでかくて頑丈なぶんにのろくさいから、こうやってスタートダッシュを決めないと戦略的に優位に立てないんだ。のんびり突っ立って拠点防衛してるんじゃないんだから」

「だからって無茶はしないでくださいっ、もう十分に無理はしているんですから! 出力は50で固定ですっ」

 好き勝手にはやし立てる周りのスタッフの声を押しのけてリドルが宣言する。それにもめげずにまだ食い下がるベアランドだ。

「90! いや、だったら80に負けてあげるよ♡ 機体はそっちが整備してきっちり仕上げているんだから、できなくはないだろう? でなきゃ泣く子も黙るブルースのおやっさんの愛弟子の名がすたるってもんだし!」

「師匠だったらこんな無茶絶対に反対してますよ! アーマーはおもちゃじゃないんだから!! やってること大陸間弾道ミサイルの打ち上げと一緒ですからね? 人間技じゃありゃしないっ」

「了解、だったら75で手を打つよ、今日のところは♡」

「っ!! 60で行きます! これ以上は引き下がりませんからね!!」

「毎度あり♡」

 駆け引きの末にワイプの人だかりが消えて、モニターの明かりが一段落とされる。秒読みが始まった。


「第一小隊、発進を許可する。さっさと出撃したまえっ」


ノベルは随時に更新されます。