〈デブのオタクがある日いきなり拉致られて、国を救うロボのパイロットにされちゃいましたw 誰か助けて! 動力がエロでアレを強要されてます!? オナニックバトルヒーロー爆誕!!!〉
ひどいなwww とにかくやっていきます。
かなりきわどい下ネタ強めのおふざけお下劣ギャグノベルになりますので、そういったものが苦手な方はスルーでお願いします。ワードプレスないし、グーグル・アドセンスのコンプライアンスに引っかかるようになれば、おのずと自粛されるコンテンツとなります。たぶん、大丈夫だとは思われますがwww
ちなみにこちらはいわゆるドラフト、下書きで、完成品は小説家になろうなどの投稿サイトで公開したものが完全版となりますwwwwww
ちなみにファィル03まではなろうで組んだ本文をそのままこちらに移植したもので、うまいことルビと傍点が振られていますが、04以降はルビや傍点なしのベタの文章となります。従ってこの誤字脱字もそのままでありますが、ご容赦くださいm(_ _)m
なろうのほうでは修正済みですwww
変態機甲兵〈オタク・ロボ〉
ジュゲム
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Episode01
アキバで拉致られババンバン♪
Episode-file-01

暗かった。
そこは、ただ、ひたすらに……!
そんな暗い中に、どこからか、誰かの声が、響いていたか……?
〝あれ、暗いな……ここ、どこだ? おれ、どうして……誰か、いるの?〟
うすらぼんやりとした意識の中で、ただぼんやりと考える。
だがまるで考えがまとまらない。
そんな中、どうしようもなくして、まわりの音だけに耳を澄ました。
どこか遠く、かすみがかった声が、何かしら言っているのだけはわかったから……!
「…………くん、見たまえ……! これが……だ。どうだ……見るのは……かね?」
どうやら大人の男性の声らしきの後に、今度は女性のそれらしきがするのがかろうじてわかった。
「…………はい。はじめて……ました。これが……実物の……なのですね……!」
「そうだ。これぞ正真正銘……純度100%の……だ! そう……しかし……こう見るとやけに生々しい……」
「ええ……そうですね……! ちょっと、緊張してきました……だって、わたし……男性の、生の……を見るのも、正直、……なので……!」
ところどころ断片的にしか聞き取れないが、何を言っているのかさっぱりなのに、ぼんやりした中でもはたと首を傾げる。
〝え、なに……? なにを、言っている、の……??〟
暗闇の中に、なぜか急に肌寒さみたいなものも感じはじめる。
ちょっとずつ、この身体の感覚みたいなものも覚えはじめて、冷たくて硬いものが背中に当たるのも意識する。
ベッドにしてはやけに無機質で真っ平らだったが……?
何がなにやら、ほんとうにさっぱりだ。
ぼんやりとした中でまわりの声がやけに鮮明に聞こえる。
「そう……見ての通りで、個体としてはまだ若いな。このオタクは? 幸いにも。へんにトシを食っていると何かと気をつかうから、このくらいが丁度いい!」
「……そうなのですか? なにぶんにはじめてなので、さっぱりわからないのですが……やっぱり若いほうが耐久力があったりするのでしょうか?」
「もちろん! そう、特にナニの持久力が……おほん! まあ推して知るべしだ。ただなにぶんに小さいみたいだがな、この個体のそれは? とりあえずオタクであれば問題ないのだろうが」
「はい……小さい、のですか、これって? いいえ、なにぶんにはじめてなので比較対象がさっぱりなのですが、でしたらそのように心得ておきます」
「平常時はこの程度で、興奮時はそうでもないのだろうかな? あまり期待はできないが、望ましくはそれなりのモノであってほしい。せめて人並みな?」
「はい。でもいいんですか、こんなにジロジロと見てしまって? いくら意識がないからと言って、いささかプライバシーの侵害のような……」
「構うまい。じきに目を覚ますさ。それまでにしっかりと検分しておけばいい、君はそれが職務たる監査官なのだから?」
「はい。そうですね……」
いまだぼんやりした頭の中に疑問符が渦巻く……!
〝え、なに? 何を、言っているの? オタクって……?〟
やけに寒く感じるこの身体に、何故か間近から視線のプレッシャーのごときものを感じる。
特にそう、この下半身、しかもそうだ、まさに股間のあたりに……??
それから続く男女の会話に、いよいよ頭の中が混乱を極める。
「それで、その、コレが重要なキーバーツとなるのですよね? でしたらこちらは、学術的には、どのように呼称すればいいのでしょうか?」
「……ん、呼称とは?」
「その、ですから、この場合は、いわゆるその……こ、睾丸と、その付属の突起物……と称するのが妥当なのでしょうか? 本体はどちらになるのですか、両脇の球状のふたつと、都合この真ん中にある、歪な形状のひとつのものと?」
「ん? 本体は、この当の本人、この個体、このオタクの彼自身となるのじゃないのか? 呼び方は、もうフツーにちんちん、ないしチンポコ、もしくはポコチンとかでいいんじゃないのか? こんなもの!」
「はあ……ち、ちんちん……! ちん……チンポコ……!!」
何やらためらわれがちな女性が息を飲む気配に、なんだか非常に気恥ずかしい感覚を覚えて、自然とこの手が股間のあたりにゆく。
まさしくそのものを手のひらに感じて、おぼろげだった意識が急激に覚めてゆくのを自覚――。
すっかり小さくなっていた。
〝ちんちん? ちん……ぽこ? チンポコ!?〟
「なっ! は、わっ、わああああああっ!?」

パッと意識を取り戻す彼は、だがその場の状況がわからずに目を見張ったきりにしばし硬直してしまう。
絶句すること、およそ十五秒……!!
たっぷりの間を置いて、また愕然と絶叫を発する。
「なっ、なあぁにぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!?」
めでたく覚醒するのであった。
次回に続く……!
