カテゴリー
DigitalIllustration HEXANFT NFTart NFTartist Novel オリジナルノベル OfficialZombie OpenSeaartist お笑い ファンタジーノベル ワードプレス

「オフィシャル・ゾンビ」②

NFTを絡めた実験企画ノベル、OpenSeaでは完全版を公開中(^o^)

https://opensea.io/collection/officialzombie

  オフィシャル・ゾンビ
  ーOfficial Zombieー

-さいしょのおはなしの、つづき-

 シーン……!

 しばしの沈黙の後、悲痛な表情でついにはがっくりとその肩を落とす先輩のテレビタレント、鬼沢は言葉もない。

 今やすっかり観念したかのさまで、手にしていたスポーツ紙の紙面を破れるくらいに強く握りしめるばかりだ。
 ぐしゃぐしゃになった紙面にぽたぽたと水滴らしきが落ちた。
 泣いているのか?

 それだからそのすぐそばに膝を落とす後輩芸人のぼさぼさ頭、日下部(くさかべ)はとかく落ち着いた声色でささやくように言うのだ。しかしながらそれは決して慰めなどのたぐいではなくて、むしろ冷酷な最後通告だった……!

「そうです。だから、鬼沢さんもなってくださいよ……俺とおんなじ、アンバサダーに……! オフィシャル・ゾンビ、公式アンバサダーの採用認定に今日はお伺いしました。鬼沢さんは間違いなくその資格がありますから。はい、この俺が保証します」

「公式、アンバサ、ダー……? よくわかんないよ、おれ、それに家族に何て言えば? みんなごめん、パパ、今日からゾンビになっちゃいましたって、そんなの誰も笑えないだろ? いきなり一家の主がさ? そうだよ、というか、そもそもゾンビってなんなんだよ! あとなんでお前が保証できんの??」

 絶望と困惑のない交ぜになった表情で視線をさまよわせる哀れな妻子持ちの著名人に、あいまいな笑みを浮かべる若手の独身芸人はわずかに肩をすくめる。

「ああ、まあ、いろいろと整理しないといけませんよね? 基本的に口頭での説明で、何かしらの書類にハンコとか押す必要はないから、なるだけ手短に。ここらへん法的にまだろくすっぽ整備がされてないらしいんですよ。これから収録ですもんね?」

 ともすればどこか拍子抜けするような天然じみたものの言い様だ。対して内心で複雑な感情が渦巻くのだろう。とかく苦い表情の鬼沢は恨めしげな視線で冷めきった日下部の目線を見返す。

「……うん。でもそんなのちっとも集中できないと思う。はあ、できたらいっそのことドタキャンしてやりたい気分だよ、こんなのはじめてだ。おい、お前のせいだからな? ひとのことをいたずらにゾンビ呼ばわりしてくれやがって……!」

 だが相手からの悲痛な訴えも何のそのでまるで動じることがない日下部は、抑揚のないセリフをぬけぬけと吐いてくれる。

「ものは言いようですよねぇ? ほんと、ここらへんひとによって意見がえらく分かれるし、だからこそ今時じゃ一般的で、かつ一番わかりやすくって、おまけシンプルな呼び方ってヤツに便宜上で定まったってことなんでしょうけど」

「なんでゾンビなんだよ? 他にも言い方あるだろうっ」

「ああ、確かに……えっと、憑依霊、ツキモノツキ、背後霊、あるいはあやかしとか妖怪、精霊、悪魔、邪気、悪霊、未確認生物、その他いろいろありますけど、でもやっぱり最近じゃこれが一番ポップでポピュラーなんじゃないですか? すっかり市民権を得ているっていうか、取っつきやすさにかけたらば! それにつき政府が公式に発表している、後天性・遺伝子突然変異型・異形亜人種……だなんて、そんなの誰も覚えられやしないでしょ。ちなみに新聞だとかじゃ亜人種と書いて、ゾンビってルビが振られてたりしますよね! もう一般化しちゃったんですよ。気がつきゃ広辞苑とかにも載ってたりして、ね」

「だからって……ゾンビはあんまりだろ。おれ違うし。絶対に。おれのどこが腐った死体だって言うんだよ、この身体のどこか腐っているように見えるってのか?」

 沈んださまで身をすくめる先輩を間近でぼんやり眺める後輩くんは、やがてその口元に意味深な笑みを浮かべて続ける。

「一口にゾンビって言っても、世間一般でイメージされるものとはかけ離れてたりしますよね、実際の俺たちは? 鬼沢さん、確かにどこも腐っているようには見えないけど、ほんとは身体、ところどころ痛かったりするんじゃないですか? 顔に出てるし」

「んっ、何が? どこも怪我なんてしてやしないだろ? なんだよその目? お前に何がわかるんだよっ!!」

 不機嫌なさまでそのくせ左の肩のあたりを利き手でさする鬼沢は、不安げな顔でみずからの身体をしげしげと見回したりする。
 どうにもウソはつけない性分なのらしい。
 これにしたり顔する日下部はおっとりしたさまでひょうひょうと続けるのだ。それがまたけっこうなぶっちゃけ発言だった。

「俺、見てましたから。身体中を盛大に噛みつかれてましたもんね、鬼沢さん! あれは完全な致命傷でしたよ。あの場に俺がいなかったらとっくにあの世行きでした。まあ、結果こんなことになったのは、俺の責任もちょっとはあるってもので、反省はしてます。結果取り憑かれちゃったわけですからね、見事に……!」

「??? ……は? なに言ってんの??」

 ひどく困惑したさまで身体ごとこちらに向き直る鬼沢に、臆面もなく見つめ合う日下部はテンションの低いままでのたまう。

「あの日のこと、何も覚えてないんですか? 結構ショックな出来事に見舞われて、あげく命まで失いかけたのに。身体の違和感はその後遺症みたいなもので、言わば動かぬ証拠でもあるんですよ。あなたが政府公認の認定ゾンビになったっていう?」

「その言い方やめろ! おれはまだ認めてないんだからっ!! それよりもお前、見ていたってどういうことなんだ? 記憶があいまいでぼんやりとしか思い出せないんだけど、おれはお前なんか見た覚えないぞ! いい加減なこと言うなよな、ひとをおちょくって……んっ」

 言葉を荒げると途端に表情を歪めてその場にうずくまる鬼沢だ。身体の自由がきかないのか、それきり固まってしまう。
 これを平然と見つめる後輩芸人は何食わぬ顔でそそくさと懐から取り出した何かしらを相手の眼前に突きつける。

「それじゃ収録にも差し支えるでしょう? アンバサダー、なるしかありませんね。それじゃとりあえず回復アイテム渡しておきますよ。これ、しばらく肌身離さず持っていてください。傷ついたあなたの魂魄をゆっくりと癒やしてくれますから」

「は? なに、コレ??」

 差し出されたものを反射的に受け取ってしまって困惑することしきりの芸人さんだ。みずからが手にした小ぶりな長方形の水晶石みたいなものを怪しげに見つめる。見かけ半透明のガラス片は内から緑色の光を放つ不可思議な発光体でもあった。
 一言で言えば、なんか怪しい。

「いいから持っていてください。魂魄結晶石(クリスタル)なんて一級のレアアイテムなんですからね! 回復が得意な芸人さん、もとい、知り合いの認定ゾンビ、じゃなくて公式アンバサダーのおじさんの念がたっぷりこもっているんですから。効果は絶大ですよ」

「は? だから、なに言ってんの、さっきから??」

 ちんぷんかんぷんで手元の怪しい水晶持てあます鬼沢だ。
 ぼさぼさ頭をぽりぽりと掻く日下部はちょっとめんどくさげな顔つきして言葉を濁す。

「ああ、だからその、ここから先は正式にアンバサダーに就任してもらってからですね? でないと機密事項が多すぎて説明のしようがないんですよ。その水晶は特例ですから、他人には見せないでくださいね! 魂魄顕現化ブロックチェーン錬金技術を実現応用したX・NFTなんて国家機密の最たるものなんだから」

「こんぱく、ぶろっ……? えっくす、えぬ、なんだって??」

 いよいよ目が点になるそろそろ中堅どころのベテラン漫才師に、こちらはおなじく若手の漫才師のはしくれの青年はまた別の何かしらをみずからの利き手に取り出して見せた。

「理論や技術的なところはぼくらがどうこう言っても仕方ないことですよ。どうせ理解なんてできないんだから。それでもアンバサダーになった暁には、その特典として付与されるものでもあるんです。たとえばこの俺のこの輪っかもそのひとつですから」

「え、なにそれ? てか、今どこから出したんだ、そんな大きな金属の輪っかみたいなの?? なんか見覚えあるような……」


 頭にはめるヘアバンドくらいの大きさはあるだろう金色の輪っかを手品みたいに虚空から取り出した日下部は、それを実際にみずからの頭にすっぽりとはめてみせたりした。
 その、イメージ的に中国の有名な昔話にある妖怪の主人公が頭にはめていたのと酷似したカタチと色合いには、ただちに納得顔して大きくうなずく鬼沢だ。

「あ、そっか、それって西遊記のアレじゃん! やたらに毛深いおサルの主人公が頭にはめてたヤツ!! あれって何て名前だったっけ? てか、お前ってばサルのお化けに取り憑かれてるの? すごいじゃんまさしく孫悟空じゃんっ!!」

「違いますよ。サルじゃないです。でも、ほぼおんなじことができたりするんですよ? この頭の輪っかはこの姿のままで亜人種が持つ力を顕在化させることができるんです。つまりは……」

 そうしておもむろに利き手を目の前にスッと構える日下部だ。
 はじめ怪訝にこれを見る鬼沢だが、何もないはずのその手が何かしらを持っているかの錯覚を覚える。

 そこにあたかも透明の物体みたいなものを……?

 直後、その瞳が驚きにまじまじと見開かれることになる。
 それは真昼の怪奇現象とでも呼べばいいのか?
 結構なことがみずからの身に巻き起こり、魂消る悲鳴を上げてしまう悲しきリアクション芸人だった。
 かくしてまだあたりにひとの気配は見当たらない。

                 次回に続く――

記事は随時に更新されます。

カテゴリー
DigitalIllustration NFTart NFTartist Novel オリジナルノベル OfficialZombie

「オフィシャル・ゾンビ」①

勝手に走り出した現在ひとりだけのコラボ企画、はもう諦めて、とにもかくにもノベルとイラストとNFTを絡めたオリジナルコンテンツ、いざ開幕、開幕~(^o^)

ONCYBERでNFT化したノベルの展示会もやっています!↓↓

https://oncyber.io/officialzombie01

  オフィシャル・ゾンビ
  ーOfficial Zombieー

-さいしょのおはなしの、はじまり-


 コン、コン……!

 まったりとのどかな気配が漂う昼過ぎの楽屋に、短く控えめなノックの音がひっそりと響いた。すると間もなく出入り口のドアが開いて、声もないままにそこにひとりの男が入ってくる。

 見た感じはスタッフとも取れる地味な見てくれの青年だった。
 これと主義主張のない平凡な格好に、ろくに手入れもしていないもっさりとしたぼさ髪と、おまけこれと化粧っけのない素顔でひょっとしたら番組ADと見間違えてしまうほどだ。

 もとい今時のテレビ局ならスタッフのほうがまだこぎれいか?

 その、さながらスタッフ然とした男が冴えない顔つきしてぼさぼさ頭をぺこりと下げて、ぼそっと一言。

「あ、おはようございまぁーす……!」

 この業界ではほぼお決まりの挨拶文句だ。
 それをいかにも緩い口調で発すると、頭を上げた先にいる部屋の主をじっとうかがう。

 こぢんまりした畳の和室は六畳ほどで、そこに年の頃で言ったらおそらく三十代も半ばくらいの壮年の男が、ひとりだけ。

 真ん中に木製の座卓があって、傍らの座布団に腰掛けてそこに前屈みで寄りかかる。どこか見覚えがある風体で、それは昨今のテレビではよく見かけるそれなり有名なタレントさんだった。

「…………」

 対してそのテレビタレントは返事もないままに視線だけで来訪者の青年をじろりと眺めてくる。怪訝なさまで普段のテレビで見せるような明るさがまるでない、それはひどい素の真顔だった。 

 歓迎されている気配がみじもんない。

 だがこちらもそんなことは端から承知で、あはは、とその顔に見え透いた愛想笑いみたいなものを浮かべる青年だ。
 そこからまた控えめな口調でいながら見た目的に完全ノーウェルカムの男性タレントさんとの距離をしれっと詰めてくれる。

 くたびれた革靴脱いでそそくさと畳に上がり込んでた。

「失礼します。あの、今、お時間ありますか? その、できたらちょっとだけ、お話させていただきたいんですけど……」

 相手までソーシャルディスタンスギリギリのところで足を止めて、突っ立ったままで先輩のタレントの丸い坊主頭を見下ろす。
 言えばお笑いタレントとして知られる著名人に、臆面もなく相対していた。言えばじぶんもそのたぐいではあったこともあり。

 やや太めの体つきでさっぱりとしたこぎれいな丸刈り頭の男は、うざったげな顔つきでこれを見返してきた。
 今やその声つきにもちょっと不機嫌なものがあっただろう。

「……とか言いながら、しっかりと上がり込んでるじゃないか? おれにはまるで拒否権なんてないみたいにさ。スタッフさんとの打ち合わせはついさっき済ましたから時間なくはないけど、おれ、これから収録だよ?」

「ああ、はい。すぐに終わりますから。というか、俺が来た理由、もうわかってたりするんじゃないですか、鬼沢さん?」

 ↑う~ん、まだキャラが固まってない? はじめはこんなもんか…(^_^;)
 OpenSeaでは完全版のノベルを公開中!!↓

https://opensea.io/collection/officialzombie

 ちょっと苦めた笑みで問うてやるのに、当の鬼沢――オニザワと呼ばれた相手は仏頂面でこの視線をそらす。
 内心じゃ苛立たしげなのがもうはっきりと声にも出ていた。

「知らないよ! ていうかお前って何様? お前とこうして話しているところ、ひとに見られたら変な誤解を受けそうだから、出ていってくれないかな? そうだ、もとはただのお笑いタレントが、国の認定だかなんだか知らないけど、怪しいにもほどがあるだろうっ! おれには関係ない」

「あは、コロナから始まって、ほんとおかしな世の中になっちゃいましたよね、今って? それにしてもひどいなあ、そんなに毛嫌いすることないのに! いくら俺でもちょっと傷ついちゃいますよ、まあ、慣れっこなんだけど……」

 苦笑いではぐらかした物言いしながら、ちょっとだけ寂しげな目つきで相手の横顔を見つめる青年だ。
 これに顔を逸らしたままで恨めしげな視線だけをつとよこす先輩の中堅タレントは苦渋のさまで言葉を発した。

「仕方ないだろ? おれ、ぶっちゃけ怖いよ、お前のこと。だって良くわかんないじゃん。わからないことだらけじゃん。お前ってば……! なあ、日下部、お前って本当に、何なの??」

 日下部――クサカベと呼ばれたその訪問者は穏やかな顔つきのままではじめただ静かにうなずく。
 そうして落とした声音で、何かしらの説得でもするかのようにまた続けた。たとえ目の前の相手が聞く耳持たなくともにだ。

「そうですね。でもそれはほら、今の鬼沢さんにだって当てはまることなんじゃないですか? ほんとはわかっているんでしょう、心当たり、きっとあるはずだから……ね」

「ないよ! うるさいなっ、もう出ていってくれっ」

 完全にそっぽを向いて吐き捨てる坊主頭はかたくなな態度だ。
 それきり心を閉ざすのに、顔色の穏やかな、それでいてどこか冷めたまなざしの青年は、ただ一言だけ。

 ぽつりとある言葉を口にする。

「ゾンビ……!」

 ぽつりとだ。
 そして何故だろう、およそそれまでの話の流れにはそぐわない、それは不可思議な響きのワードだった。 

 それきりしばしの間があって、座卓に前のめりで屈む先輩芸人、無言の鬼沢はしかしながらこの身体を小刻みに震わせているのが手元の湯飲みのなす、それはかすかな身震いでわかった。
 良く見ればその横の急須もカタカタと音を立てている。
 もはや内心の動揺は隠せなかった。

 やがて憎悪にも似た歪んだ表情を見せる坊主はきついまなざしで後輩の芸人をきっと見返す。
 あげくは攻撃的な口調でまくし立てるのだった。
 もう我慢がならないとばかりにだ。

「……は? なんだよ、ゾンビって? 誰のことだよっ!? おいっ、誰のことだよっ!! おいっ、ふざけんなよ、どこにいるんだよっ! こいつ、黙って言わせておけば、よくもっ、おれのどこがゾンビなんだよっ、生きてるんだぞっ、ちゃんと生活してるんだっ、家族だっているんだぞ! だったらおまえこそがっ、おまえだろうよ!! なんだよっ、ゾンビって、ゾンビってなんなんだよっ、ふざけやがって……こんちくしょう!!!」

 激高する相手を相変わらず静かに見つめる青年だった。
 少し不自然なくらいのうっすらとした笑みを口元に浮かべて、どこまでも落ち着き払った物の言いをしてくれる。
 相手の目をただ静かに見返しながら。

「外に声、聞こえちゃいますよ? そんなふうにじぶんから騒いじゃったら。俺もイヤなんで……」

 いきり立つ先輩タレントがぎっと唇をかみしめてみずからの荒げた息を殺すの見届けてから、こちにらもみずから前屈みになる訪問者は、さらに声をひそめてぼそりと問いかける。

「……はい。そうですね。俺は、周知の通りです。でも、あなたも、あなただって、そうです。鬼沢さん、あなたももう一度は、死んでいますよね……?」

「……っ、…………!」

 言葉もなく見開いたふたつの眼、その瞳孔が大きく見開くのを黙って見つめる青年、日下部だった。
 そして喜怒哀楽のどれにも当てはまらない穏やかな表情、さながらデスマスクみたいな真顔で言い放たれた言葉、それは果たして真実であったのか。
 物静かでいながら確かな断言、はっきりと断定するかの冷たい響きが余韻にこだました。

「死んで、生き返ったんですよ、あなたも、この俺も……! それにつきゾンビって言葉が正しいかどうかわかりませんが、それでも、事実です。鬼沢さん、わかっているんでしょう。だから俺がここにいるんです。もう、逃げられませんから……」

「ひっ……知らない。知らないよ、やめてよ……」

 顔から完全に血の気の引いたタレントがうなされるみたいな言葉を発する。
 そのさま、まるで動じない青年はただ静かに眺めるばかりだ。
 それきりお通夜みたいな静けさが満ちた。
 あたりに人の気配はない。
 そこにひとなどいなかったのか。

 かくしてここにまたひとつの悪夢が目を覚ますのだった。

 悪夢の名は、オフィシャル・ゾンビ――。

 人の世ならざるものが人の世に降り立つ。

 今や悪夢は昼夜を問わずに訪れた……!
 

                次回に続く――

※ノベルとイラストは随時に更新されます!